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メンテは続くよどこまでも

消えた過去感想を復活さておきました。ever17のものだけ若干手を入れていますが基本的にもとのままです。それから他の感想の一つにも十文字程度の直しを入れてます

新規の過去作品の感想は近い内にでも。うん、元々は旧サイトで書いた感想のリライト目的で開始したはずが半分位が新規感想なのはいかがなものなのか、何て思ったりはしないでもないです。ただ旧サイトで既に書き直しをやったゲーム(クレとか)は正直どうしたものかと思います。書き加えるようなことが正直思い付かないなぁ、と。例外的にひとつだけそれをやっているのはあるんですけどね。さて。
# by zefiro01 | 2010-06-13 15:40

ギャルゲー 思い出の彼方 EVER17(復活版)

2002年のギャルゲー村最大の話題作。
正直言って、2002年時点でエロゲ経由ではない、純粋ギャルゲーの話題作が登場したこと自体が驚きだったかな。結局はその後も村内部での話題作に限れば幾つかあった訳だけれども、自分の当時の認識ではシスプリがこのジャンルの最後の花火かな、という感じでしたので。それが、普段はこの類のゲームには触れないオタ系サイトでも言及されていたりと、特にアンテナを向けなくても自然と情報が目に入ってくる状態になっていたのは地味に凄いことなんじゃないかな。

とはいっても、そんな話題作を自分が実際にプレイしたのは大分後の話で、所持しているのも廉価のSUPERLITE2000として発売されたもの。話題作にすぐに飛びつかなかったのは、ただなんとなくというのがまず第一だったけれども、「打越鋼太郎」がメインで書いているというのも避けていた理由のかなりの部分でもあったりもします。一番最初の「MemoriesOff」をプレイしていた人間としてはね、これは譲れない一線というか、遅刻の言い訳を学校のプールで海亀の世話をしていたから云々と主人公が延々とまくし立てるゲームの事なんか今更おもいださせるんじゃないよ。21世紀にもなって!!といった感じですね。あちこちのサイトでそのメインライターが「打越先生」呼ばわりされている現象も自分にとっては脳がゆすがれる程のインパクトがありましたしね。

このゲームの出だしからして、狸のキグルミに幼女がかぶりついていてその幼女に犬がかぶりついているといったもの。「人は同じ過ちを・・・繰り返す」っていうのはまさにこのことだよなぁ、なんて思いまたしばらく放置してみたりもしたりと、回り道もしました。

プレイしてみると色々な事をかんがえたりもしました「ごく普通の恋愛日常アドベンチャーゲームだったはずなのが、全キャラクリアした瞬間に、それまでやってきたストーリーなんか前ふりだぜといわんばかりに真シナリオが登場するゲームと、EVER17のように、謎があるのがあらかじめわかっていながらもそれが個別のシナリオでは一向に解決されずにストレスを溜めさせた上で、最後の最後になって解決!というのとではどっちが親切なのか?」という疑問や、「映像つきの作品で叙述トリック的な事をするもの大変だね」、だとか、「折角根本に大きな嘘を据えて登場人物やプレイヤーをだましても、細部が大味すぎて台無しになってない?」だとかね。

舞台設定や、謎の配置で話を引っ張る力があるのは認めますし、ギャルゲの中では結構な野心作でははあると思いますが、だからこそちゃんとした作りこみをして欲しかったですね。最終シナリオは力業としか思えないまとめですし。本当にもったいない。期待はずれとまではいかないけれど、がっかりしたことは確か。自分はすばらしいまでの引きの強さとがっかりな結末が魅力な恩田陸ファンですがこの程度のがっかりではぜんぜん足りないんですよ!!というのはさておき、プレイ中はわりと楽しかった事は確か何で余計にね。

ただ、このゲームで熱中した後でホームページ上で語ってみたくなるという気分はわからないでもないです。それに当時はテキスト系サイトの全盛時でもありましたし、このゲームはそういう波に乗ったという意味で、時代を反映したゲームなのじゃないかな、と今になって思ってみたりもします。
# by zefiro01 | 2010-06-13 00:00 | ゲーム

メンテ日記

二次元陳情は閉鎖なのかな。
俺的にはツートップのおきたさんもたろささんのところも閉めてますし、けさいAAを思い出すような取り残され感をありありと感じてます。

エントリーが消えた件はともかくメンテも一通り済ませました。6月くらいにはぼちぼちと。

追記 まだまだtestする事が在りました。今のところは順調に進めてます。
# by zefiro01 | 2010-05-17 23:26

とりあえずメンテ中

いくつかの記事がロスト状態になってます。

復旧の目処はたっていません。ローカルではテキストを保存していないのでGoogleのキャッシュを使うかリライトするかの二択ですね。移転も考えてます。
# by zefiro01 | 2010-05-12 18:05

エロゲー 思い出の彼方 Floralia

以前のサイトのレビューでは点数を辛くつけすぎたかなと思っている。比較的最初のころに書いたからというのもあるのだけれど他のゲームと比べてみても明らかにバランスを欠いていたなぁ、とは思ってるんだ。うん、でも、良作だとも思っていないというか、今、このゲームの事を一言でいい表すなら素材無駄使いのもったいないゲーといった所かな。

当時「萌えエロ」なんて言葉が2ch界隈で目につくようになっていたけれど、この「Floralia」がそれの源流なのかどうかは知らないけれども、代表作の一つとして見られていた事は確か。萌えエロってのは、明るく楽しく激しい萌え絵で描かれたエロゲーなんだろうなぁ、というのは見当がついて実際にプレイしても、まぁ確かにそうでしょうねって感じだけれども、楽しいのは前半までだったかなという印象。主人公の家に教師が3人同居することになって、おくてだった主人公がお約束どおりに教師の面々とずぶずぶになるっていうのはいいんだ。むしろそうでなきゃ困る。だけれど、後半になって目当ての学校内のヒロインを追いかける後半部分がいただけない。家ではずぶずぶだけれど、学校では清く正しく正攻法で攻め落とすぜ!というのは問題ない。そういったギャップをお話に組み込んで山なり谷なりを作って進行させるのは王道。だけれども、このゲームはやりかたが拙いつーか、主人公の内と外が交わらずに分離しちゃっているんだよね。内は内、外は外で、それが交わるシーンはちょっとだけ。一ヒロインに対して3人いる教師の一人しか対峙させないってのももったいない。せっかくのキャラや設定が死蔵されていて、なんでこんな仕様にするかなーと思うんだよね。やるなら徹底的にやらないと。女教師’Sと主人公だけでやったりやられたりの攻防を繰り返している時の方が俺は好き。逆に学園メインの後半が好きな人にとっては前半は余計に映るんじゃないのかな?どうだろう。

あと、そうだなぁ、萌えエロとはいわれていて確かに尺は長いけれど大抵は喘ぎ声での水増しだってのはがっかりだったかな。地の文で粘着的にねちねちやられるのが自分の好み。こんな感じです。
# by zefiro01 | 2008-01-29 09:40 | ゲーム