<   2001年 01月 ( 1 )   > この月の画像一覧

エロゲー 想い出の彼方 下級生

下級生といえば思い出す。DISK15枚(14?)のあの恐怖を。なにが悲しくてCDROM搭載機が標準となった時代にFDなんやねんと思いつつ30分にも及ぶINSTALLに一度失敗したあの忌々しい日の事を。ついでにいえば美雪が一番かわいいと思う俺は割りと肩身が狭かった・・・まぁ、みことか花屋だとか美術部が好きな奴の気持ちも良くわかる、というかオレも好きだしな。そして恨み言の究極といえば118音源ボード・・・(またその話か、とかいうな)

うん、恨み言はいいか。さて、下級生だ。
時々思うことがある。同級生や同級生2は説明不要な程のヒット作で下級生も勿論ヒットになったけれども、今の時代に同級生や下級生のようなゲームは非主流派もいい所だというのは何故なのだろうか、という事を。

ここでいう同級生、下級生的ゲームというのは、同一時間軸上で主人公が複数の女性を喰いまくる(ただし全て「和」)というスタイルだとか、単純にヒロインに会う選択肢をビジュアル化しただけの移動選択ではなく、拙すぎながらもゲームとしての面白さを追求するため、もしくは箱庭的な世界を表現するために機能していた移動選択式システムの事なのだけれど、どちらのスタイルも現在では絶滅危惧種的存在に近いんじゃないのかな。

仮定としてだけなら、自分がヒロイン達を喰いまくっている事(身もふたもないことを言えばエロゲオタが次から次へと新しく登場するキャラクター達に対して次から次といった具合に抜いたり萌えたりしているのに)は度外視しても、ヒロイン側から独占欲を発揮されたり嫉妬されたり、もしくは他に男がいたりする事でプレイヤーがむかつくっていうのはかなりアレな事であるからなぁ(だから形としては1プレイ1穴みたいなゲームが主流になった)、だとか、そもそもゲーム的な要素だとか、MAP画面そのものやそこにはめ込まれたさまざまな仕掛けからよりも、テキストによって表現される世界や空間を受け手が選んだということでもあるんだろう。

まぁ、暴論みたいな話ではあるけどね。別にそれが退化だという気はまったくないですし。ただ、不確かなもの(下級生でいえば一番解りやすい例は移動先でイベントが何も起こらなかったというものだろう)もしくは期待値を裏切られる事にたいしての拒絶反応というものがゲームの多様性を損なっていることはやっぱりさびしい事だなぁと思う事も多いんだよね。別に下級生そのままのスタイルじゃなくてもいいのだけれどもさ、作り手側がそれなりに仕掛けや趣向をこらした箱庭を用意して、そこで自由にプレイヤーを遊ばせてくれるようなスタイルのゲーム、それなりに需要はあると思うのだけれどもね。

下級生なんてたいしてやれることもないのだけれども、それでも、だれそれのデートには何時間かけて、それから寝るまで何時間、その後にどこそこに移動してとスケジュール組んで行動する・・・事を考えることって面白かったからなぁ。キャラクターもいい感じに配されていて、普通にプレイしていれば、花屋&魚屋→美術部→美雪&愛リミッター解除→ってな感じで順ぐりに落としていける仕掛けになっているわけで、一回プレイするだけなら割と飽きないと思うんだけどね。

というか、これも暴論だとは思うけれども、登場キャラのエンディングは全てみなければ納得いかない、もしくは勿体ないという空気がこの種のゲームが廃れた一因なのかなぁ、とも思ったりはしてます。でも、それは前提が間違っているんだよなぁ、と思う。コストパフォーマンスとか考え出したら出来るだけ多くのキャラを落としたいという欲求は理解できるし、自分自身も下級生では全キャラクリアしたわけだけれどもさ、別に1人、2人だけ遊んで後は面倒だからいいや、となっても別にいいと思うわけよ。仮想の世界で仮想の恋愛と学園生活を楽しんでくれいっていうゲームなんだから。

というのは、最近の話題作に良くある「何人か用意されているヒロインのシナリオを全クリすると本当のストーリーが!」的なゲームに疲れてしまったせいかもしれない。うむ、クラナドとかマジで勘弁してくださいって感じで、生霊と姉妹と不良の親玉っぽいやつの妹で挫折だったからなぁ・・・。群青とかもTRUEシナリオがあると聞いた時点で・・・うん、ということで、今回もいつもどおりにグダグダな回想でした。
[PR]
by zefiro01 | 2001-01-01 00:00 | ゲーム