ギャルゲー 思い出の彼方 センチメンタルジャーニー

好きだけどおおっぴらに好きだとは言いにくいソフトって誰にでもあると思うんだ。
俺にとっては、それがセンチメンタルジャーニー。「あの」センチメンタルグラフティの関連製品。タイトル名はセングラのアニメ版からで、その関連から発売はセングラの発売元であるNECインターチャンネルではなくバンプレストという鬼っ子的存在。広義ではグッズみたいなものなのか?な製品。大して話題にもならずに終わったなぁ。リアルタイムではネットでも現実でもこれが好きだという人間を見かけたことはなかったかけれど、後になってインターネット上で検索した時にはそこそこ好きだという数寄者もみかけてほっとした記憶があります。

ゲーム内容は、セングラ本編ともアニメ(俺は遠藤の回しか見たことないんだけど)からも深い関係はなくキャラ設定を借りてきただけのもので、いわゆる桃鉄・スゴロク系。日本中にキャラ本来の出身地と関係なく全国に適当に散らばっているヒロインを誘って一緒に移動。全国の駅の伝言板やら石碑やらに二人の愛の印(笑)をきざみつけ、そこにとまった他のプレイヤーのラブパワー(正式名称は忘れた)をまきあげ、時にはヒロインを奪い合うために裏山っぽい所で直接拳を交えて決闘してみたりと、のほほんとしたSDキャラの風情とは打って変わって非常に殺伐としたゲームです。似たような他のゲームと比べると奪い合う対象が「彼女」であるだけに妙に生生しいですし、どんなにゲームを進めても、ヒロインから捨てられるときはあっさりと捨てられてしまうドライさもすばらしい(笑)ヒロイン固有の不思議パワーでライバルを妨害だとか、「セングラ」ブランド全体としてのイメージ戦略とか考えていないんだろうなぁ、と思わされるアホさ加減とかも楽しいんだな。

欠点ははっきりしている。一つはいかにも作りが安い事。ハードがPSとはいえ1998年発売のゲームとしては画面も演出もしょぼい、フルボイスでもないしなぁ。チープなおまけディスクはいらんからと泣きそうになりますよ。SD絵はかなりかわいくて、はっきりいってゲーム本編よりもよほどいい仕事なんだけどね。二つ目はプレイ時間が絶望的に長いこと。同じところをぐるぐる回るタイプのゲームだけにこれはつらい。苦行といってもいいかも。

まぁ、そんな感じです。日本全体で5000万/100000人位だとは思うし、人に勧める気もまったくないけれども、心の底では俺はこのゲームを好きだぁ(さすがに大好きだとはいわん)と主張することぐらいは許してほしい。
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by zefiro01 | 2008-01-28 00:00 | ゲーム


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