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ギャルゲー 想い出の彼方 トゥルーラブストーリー&トゥルーラブストーリーR

TLS2については別Blogで割りと長く書きました(いずれ整理してこちらでも書きます)今回はTLS1とTLSRのお話。

自分、TLSは発売してすぐに購入したんですけど肌に合わないという理由で一週間くらいで手放してます。余程の糞ゲー、それこそベイラグンレーシングだとかザ・ラグビークラスの地雷でもそれを理由に売るなんて事はまったく経験がなかったのですけれど、TLSに関しては言葉では説明しづらい生理的な嫌悪感に誘われて売ってしまったんですよね。だからTLS1の想い出というのは殆どないんす。思い出せるのは。OPで雪の降りしきる校庭で妹と後輩が傘を差しながらくるくると回っていた事くらい。仲間由紀恵の主題歌「トゥルー・ラブストーリー〜恋のように僕たちは〜」・・・?なんですかそれは?という感じです。それこそ想い出の彼方。

というわけで、自分にとってのTLSというと「どこまでもつ、づくぅ〜 きみとぼくぅ〜のうたぁ〜」が主題歌なTLSRという事になります。いまや歌っていた菊池志穂さんも一児の母親だと思うと時代の流れを感じすぎていやなのですけれど、まぁそれは兎も角、志穂さんの歌唱力がかなりアレな事をのぞけば、自分の心の中でもギャルゲー名曲の中でも特に好きな部類にはいるなぁ、うん。いい曲だ。ED曲の「な〜ぜ、転校して行くこ〜とを、内緒にしてたの〜」という身もふたもない歌詞も別の意味で忘れがたいですが。

TLS1&Rについてどういうゲームだったかについては別所に書いたTLS2の所でも参考にして貰うとして・・・と書いてしまうとかなり手抜きなので簡単に書きますと「幻想としての(どこにもない)懐かしい学園生活」を、それこそ「都会で暮らす人間が夢想するどこにもない理想的な農村生活」みたいな意味合いやノリで(?)、ギャルゲオタに届けたゲームということに尽きるかなぁ。すくなくとも当時自分が見聞きした範囲では「懐かしさ」「ノスタルジー」という言葉で評されることがとても多いゲームでした。地味なキャラデザとイベントの所為なん・・・でしょうか?

そして、まさにその事が自分がTLS1を一週間で手放すことになった嫌悪感の本だったことも今になってみるとよくわかるんですよね。「懐かしさ」だとか「ノスタルジー」といったものを誘うように作られた舞台やイベント、そしてキャラクターに本能的に押し付けがましさを感じたと言う事、それから「懐かしさ」や「ノスタルジー」を感じさせるために採用した、ギャルゲー基準からすれば微妙に現実に近づけたような諸諸の要素が、その半端な現実との近さの故にかえってアラというか突っ込みどころになってしまってるんじゃないかとも思ったりね。一言でいってしまうと「気持ち悪い」といったところかな。でも、それでもマイナーアップデートである「R」が出た時にはすぐに買いなおしている辺りに、自分の業の深さを感じたりね。多分嫌い嫌いも好きのうちというのかな、毒を食らわば皿までともいうのか、まぁ要するに矛盾している訳。滅茶苦茶だと思いますよ。でもそんなものだとも思うと開き直ってみたり。駄目か。

で、自分にとって購入しなおしたTSRどうだったかというと、うーん、殆ど砲丸(ポニテジャージ、CVはセングラの高松)か幼馴染(何故か一人だけ以前にも以降にも名前の聞いたことのないCV)に終始したゲームだったかなぁ。10数回はプレイしている筈なのに、ヒロイン(CV:菊池志穂)と多分一番人気だったエビテール(CV:池澤春菜)あわせてもEDまでみたのは何故かこの4人だけ。他を攻略した事もあるのだけけれど、何故だか俺の好感度が最終的にはジャージか幼馴染のどちらかに収斂されていくという恐ろしいゲームでした。俺をひきつける磁場でもだしてたんじゃないかという位でいまだにその辺りの理由は分析不能です。したところで何にもならないのですが。

そんなゲームも今では直接の後継作ではないですが(Pは一緒ですが)大幅に路線転換してキミキスになって、一部のオタを熱狂させているのをみると、なんともいえないような気分になりますよね。
by zefiro01 | 2007-09-20 00:00


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