エロゲー 想い出のかなた 同級生2

生まれて初めてプレイしたエロゲーはSEEKでした。

友人の386機で遊ばせて貰ったゲームで、あまりにも昔過ぎて記憶も定かではないのですが「面白かった」という事と「やっぱり最後には館は燃えるんだ」という記憶だけは覚えています。その次にプレイしたゲームは「夢幻泡影」でこれも友人のPCでぷれいしたもですが、ほぼ完全クリアしたのかな。印象としてはやはり「面白かった」というものと「ふたなり」という存在をこのゲームで初めて知ったという所でしょうか。

そんな感じで駄目オタへのステップを踏んではいたのですが、当時漫画やアニメも含めた2次元エロメディアに関しては殆ど興味がなく、その辺りに詳しい友人も殆どいない自分が始めて自分の金で買ってきて自分のPCにインストールしたエロゲが「同級生2」。この種のゲームには殆ど興味がなく雑誌情報も参考にしない、出たとこ勝負で秋葉原に出かけて、多分一番目立つところに飾っていたからという理由で購入した結果なのですが、それが、まぁ今に至るまでの長いアレな道の一歩になるとは冗談抜きで当時の自分は予想もしなかったです。

で「同級生2」なのですが、どうかな。現代のゲームに慣れた目かたこのゲームについて見つめなおすとするなら、シナリオは短いし、短いながらの掘り下げというのもないですよね。大抵の場合は「悩みをもっっている女の子がいる→話を聞いてやる→やる→解決」っていう筋をひねりもなくストレートになぞっているだけですし、もっと単純に「出会う→やる(レイプする)→すっきり」なんてパターンもありますしね。移動パートもかったるいですし、何であのゲームが当時一大ブームを起こしたのか?って疑問に思う人間が大勢でも仕方がないのかな、なんて思ったりもします。

でも、自分は楽しかったなぁ。これはMAP移動型のゲームシステムとも密接に関連する事なのだけれど、現代的な基準から見えれば明らかに少ないテキスト量ながらも「今、ここに主人公が今、この時間・この場所にいてヒロインに向き合っていることに意味がある」事をメインに据えたストーリー展開は、主人公のヒーロー性を高め、主人公に感情移入するプレイヤーの気分をゲームに熱中させるのには十分だったと思うわけですよね。

よくよく考えると、この主人公はたいしたことを言っているわけでもやっているわけでもないのだけれど、ほんのわずかの移動位置と時間の選択の差で暗転するヒロインの運命を絶妙なタイミングで現れて救う正義のヒーローという単純な構造にものの見事に騙されているだけともいえるのですが、だけれどこういったカタルシスを感じさせてくれるゲームってとんと記憶がないんですよね。何故だかは知らないけれど。

あれでしょうか、シナリオ分岐が親切になりすぎた事、個別シナリオ同士がパラレルな関係になってしまった事で、その一瞬(でもないですが)の選択肢が全てを分けた、的な緊張感が薄れてしまったというのもあるんでしょうかね。同級生2の場合は選ばれなかったヒロインは容赦なく不幸になりますからね。「Kanon」の時に論議された「選ばれなかったヒロイン問題」(自分はこの議論の詳細は詳しくはしりませんが。なにしろPS2から入った口ですし)なんてこのゲームからすれば何を寝ぼけた事をいってるんだ?、な話なわけですしね。緊張感が違う(笑)いや、数度プレイしてしまえば、今回はこれこれのキャラを攻略するからこのキャラには不幸になって貰おうなんて機械的な割り振りで移動を決めるわけですけどね(笑)

そしてご多分に漏れず、杉本桜子のシナリオには感動は・・・しなかったけれど(それよりも失意の主人公を慰めるために、浴室に裸で乱入してくる美佐子に驚愕させられたという印象がひたすら強い)、ああいった背景に小さく登場させておいて・・・といった登場のさせ方には、ゲーム的で面白いよなぁと関心しました。まだゲーマーとして擦れていなかったころですしね。でも、今になって思うとヒロイン5人分15時間くらいのテキストを読んだ後で初めて隠しキャラが登場!(しかもその隠しヒロインが真シナリオ)なんてのに比べると、杉本桜子の扱いは余程良心的だよなぁという感じがしますよね。ついでにいうと杉本桜子の人気は、主人公が(プレイヤーが)探し当てたヒロインという心理的な効果も潜在的にはあるのだろうなとも思ったりもしてます。

そして、それだけ思い出のあるゲームでもさすがに全員フィギュア付属のPS版は購入をためらわざるをえなかったという現実も忘れがたい想い出です。当時は、どうせフィギュアが付属といっても唯か桜子だからなぁ・・・、などと勝手な事(自分は可憐とか眼鏡とか保母がお気に入りだった)をいっていたのですが、まぁファンというのは何時だって身勝手ですよね。まったく。
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by zefiro01 | 2007-09-20 08:26 | ゲーム


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