ギャルゲー 想い出の彼方 NOeL

今は閉じてしまった本家サイトのhtmlはまだ保存しています。のでその気になれば復旧は可能なんですが、CDRのどれにそれを記録したのかがわからなくなっていると言う重大な問題がありまして(HDDのデータは飛びました)、いや、どの道、全部リライトするつもりでしたからいいんですけどね。

と、いうことで昔プレイしたゲームの徒然な感想を書き続けるこのサイトの次のお題は「NOeL」
懐かしいですよね。PSのかなり初期に出たギャルゲーです。当時は結構期待されていたゲームで前人気は上々。販売本数の正確な数字はちょっとわからないですけれど、自分が目にした所では少なくても20万本以上ははけていた、という記憶があります(自分が目にした数字が嘘でなければですが)また、初期出荷段階での致命的なバグ騒動や、当時ではまだ珍しかったと思うのですが、ゲーム発売と同時にボーカルミニアルバム(主に岩男潤子が歌っている)がでていましたし、PC用ランチャーソフトなんかもでていましたよね。これは結構覚えている人も多いはず。美少女ゲームキャラクター(と声優)商売が本格的になりはじめた時代の代表作の一つといってもいいかもしれません。

このゲーム、本家サイトの方では感想は書いていなかったんですが、その理由は自分で金を出してないゲームだから、という、まぁ自分なりのこだわりなんですけれど、それと共にDISK1でしかプレイしていない、というのも決定的な理由だったりもします。

この辺り解説が必要かなと思うのですが、「NOeL」は自分の長年の盟友とも言える師匠ともいえるKさん(伏せています。一応・・・)から借りたのですが、そのKさんが何故かCD2枚組みのゲームの一枚だけで貸してくれたんですよね。そういういえば、なぜ一枚だけだったのかという疑問は未だに聴いてなかったりするのですが、それはともかくとして、このゲーム二枚組みなのですが1枚だけでも最後までプレイできます。普通の複数枚数のディスクを使うゲームだと、ゲームの進行に応じてCDの入れ替え、というものが殆どだと思いますが「NOeL」の場合はDISK1がゲーム本編、DISK2がムービーディスクという構成なんです。

つまりアニメムービーを見る事を放棄してしまえば最後までDISK1だけでも最後まで遊べるというかなり変わったげーむなんですね。別の言い方をすれば未見ムービーを強制スキップしているのと一緒という事です。当時はムービー万歳な時代ですから、ムービーをとにかくみせつけてやろうというゲームが多かった当時のゲームとしては異例中の異例。かなり思い切った仕様で正直感動しました。勿論負け惜しみなんですが。ゲーム本編でもキャラクターがアニメーション処理で結構なリアクションをとってくれたりと見栄えには気合を入れていたゲームですから、そのムービーはどんなものだろうという期待はどうしても持ってしまうんですよねぇ。

で、次にゲーム本編について。大まかな進行としては、TV電話で女の子と会話をして好感度を上げて最後に直接交渉してねんごろになるというもの。ゲームの殆どはモニタ越しに女の子のお喋りを聴く形になります。その会話の内容というのは、どこそこに買い物に出かけただとか部活の話だとかいった、まぁようするに日常のいわゆるだべり話みたいなもの、ストーリ性っていうのは殆どないゲームなんで、ドラマチックなイベントとかはおきません。本当にただの雑談です。

これだけだとただの聞き上手なお兄さんゲーになってしまうのですが、会話を進めるとその内容に応じて、会話ボールというものがプレイヤーの手元にストックされます。例えば会話の内容が「ライオンに追いかけられているウサギが肉離れをおこしますか?」というものだったら「ライオン」「ウサギ」「肉離れ」「オシム」といったキーワードを記したボールが手に入るという感じで、その手に入れたボールを適時タイミングを計って女の子に投げ返すと、それに応じてさらに無駄話が派生していったり内部パラメータの新密度(フラグでの管理かもしれませんが)があがるという寸法。

プレイ中は結構かったるい部分もあったり無駄にタイミングがシビアである意味アクションゲーム的な反応を要求されるような場面もあったりして苛つくところもあったんですけれど、キーワードの書かれたボールは旬が過ぎると無効になったり、数が増えすぎた場合は整理する必要があったりする辺り製作者がどう考えていたかはわかりませんけれど、自分的にはカードゲーム的な面白さ、会話をコントロールしてプレイヤーに都合のいい事を喋らせる事 ー 実際的にはそう感じるように誘導されているんだとしても ーにゲーム的な面白さを感じていましたし、このゲームの場合のように女の子と無駄話をする以外にもこのシステムには色々と可能性があるのではないだろうか?と期待したりもしたんですよね。実際にはシリーズ作品にしか継承されませんでしたが。

とはいっても、自分の評価としては、結局のところ不完全な形でプレイをしながら結局の所完全な形でプレイをする事はなかった、というのもまた事実。このゲームかなり数が出た事もあって値崩れもかなり激しく、都心に比べれば値崩れする度合いの低い多摩でさえ二ケタ台の値段で売られているのを見たことがあります。それでも自分は購入しませんでした、それを見たときはKさんにDISKを返却した後の事でしたし、ムービーだってみていない。二番目に登場する岡野の攻略は殆どすすめていなかった、でも買わない。まぁ、人間なんて薄情なものですよ、ほんと。

でも当時のギャルゲにどうかにしてゲーム要素を詰め込もうと、製作者が知恵をしぼっていた時代、ムービーの量や有名声優起用が売りになっていたギャルゲの黎明期は色々な意味で楽しい時代だったなぁ、と懐かしく思うことも多いです。

うまくまとまりました?
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by zefiro01 | 2007-02-11 08:47 | ゲーム


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